はじめに
数年前まで、中国の都市部ではハロウィンが大きなイベントでした。
ショッピングモールやカフェがオレンジのカボチャで飾りつけされ、
子どもたちは仮装して写真を撮り、SNSではハロウィン関連の投稿があふれていました。
しかし2025年現在、その光景はほとんど見られません。
街を歩いてもハロウィンらしさは感じられず、
むしろ「ハロウィンって何?」と尋ねる人さえ珍しくありません。
中国語でハロウィンは?
中国語ではハロウィンを 「万圣节(wàn shèng jié)」 と言います。
- 「万圣」=すべての聖人(All Saints)
- 「节」=祝日・祭り
もともとは“諸聖人の日”を意味する言葉で、
発音は「ワンションジエ」に近い音です。
例文
- 你过万圣节吗?(nǐ guò wàn shèng jié ma?)
→ ハロウィンを祝いますか? - 万圣节快乐!(wàn shèng jié kuài lè!)
→ ハロウィンおめでとう!(Happy Halloween!)
ただ実際には、この言葉自体を知らない人も多いのが現状です。
街で「万圣节って知ってる?」と聞いても、首をかしげる人がほとんど。
特に地方都市では、ハロウィンの文化がほとんど浸透していません。
ハロウィンを知らない人が増えている理由
中国ではもともとハロウィンは“外来文化”として紹介されてきました。
しかし、ここ数年の流れでその認知度はむしろ下がっています。
主な理由は次の通りです
- 学校や地域でのイベントが減少した
- 商業施設の装飾がほぼ消えた
- SNSのトレンドが別の方向(国産コンテンツ)に移行した
- 「ハロウィン=外国の文化」という意識が強まり、関心が薄れた
結果として、地方都市や若年層以外では
「ハロウィンって何の日?」という反応が普通に返ってくるようになっています。
それでも一部では静かな盛り上がり
とはいえ、外国人が多い地域やカフェ街では、
仮装パーティーや写真撮影イベントが細々と続いています。
特にSNS映えを意識する若者の間では、
「可愛い写真を撮る日」としてハロウィンが定着している場所も。
ただし、**“イベント”というより“撮影テーマ”**として楽しんでいる印象です。
中国のハロウィンが示す「時代の変化」
10年前は“流行”として盛り上がったハロウィン。
でも今は、人々の関心がより身近な楽しみや、
ローカル文化(中秋節・七夕・春節など)に戻りつつあります。
華やかさは減っても、
「自分のペースで季節を感じる」という考え方が広がっているのかもしれません。
まとめ
今の中国では、ハロウィンを知らない人も多くなっています。
けれど、それは決してネガティブな変化ではなく、
文化がより“自分たちの生活に合った形”へと自然に変化しているだけ。
かつてのように賑やかではなくても、
季節の移ろいを静かに楽しむ――
そんな“今の中国らしいハロウィン”の姿が、そこにあります。
中国・青島観察記/2025年
Xフォロー&交流はこちら
日々の気づきはXでも発信中
中国での生活や仕入れのこと、ゆるく働く日々をリアルタイムでつぶやいています。
よろしければフォローして交流しましょう
https://x.com/Chinalife2022
LINEで最新情報・限定特典を受け取る
LINE公式アカウントでは、
中国仕入れのお役立ち情報を配信中です!
今すぐ友だち追加: https://page.line.me/809ingqs
関連記事はこちら

コメント