中国仕入れ

【常熟市場 現地レポート】ローカル市場の現状と仕入れの難しさ

中国仕入れ

常熟市場を視察してきました。

現在の市場状況としては、
まだ冬物と春物が混在しており、夏物はほとんど出ていない状態です。

旧正月明けのタイミングということもあり、
市場全体としては完全に切り替わっておらず、季節の移行途中といった印象を受けました。


■ 中国国内向け中心の市場

常熟市場の特徴として、
外国人バイヤーの姿はほとんど見られません。

そのため並んでいる商品も、

  • 中国国内向けデザイン
  • ローカル価格帯の商品
  • トレンドよりも実用重視の商材

が中心となっており、
日本向けにそのまま展開できる商品はかなり限られています。


■ 以前との変化

以前は、この市場でも多少なりとも仕入れが可能で、
掘り出し物的な商材を見つけることもありました。

しかし現在は、

👉 明らかに仕入れ難易度が上がっている

と感じます。

理由としては、

  • 商品のローカル化が進んでいる
  • 日本市場とのズレが大きい
  • トレンド商品が少ない

といった点が挙げられます。


■ 実務としての厳しさ

正直なところ、現状の常熟市場は

👉 「積極的に仕入れに来る市場ではない」

と感じています。

現地を回っても、

  • 日本向けにそのまま使える商品が少ない
  • 加工や企画が必要な商品が多い
  • 即決できる商材がほとんどない

という状況で、効率的な仕入れには繋がりにくい印象です。


■ WeChatの影響

さらに大きいのが、

👉 WeChatなどで完結してしまう取引の増加

です。

以前から取引のあるメーカーや店舗については、

  • 新作情報
  • 価格
  • 在庫

すべてオンラインで確認できてしまうため、
わざわざ現地に行く必要性が薄れてきています。


■ 現在の使い方(現実的な位置づけ)

とはいえ、完全に意味がないわけではありません。

常熟市場は、

👉 「通り道で立ち寄る情報収集の場」

としては機能します。

特に、

  • 朝イチの時間帯で軽く回る
  • 市場の温度感を確認する
  • ローカルの動きを把握する

といった使い方であれば、一定の価値はあります。


■ 今後の見通し

ここ最近の状況を見る限り、

👉 今後も仕入れ市場としては厳しい状態が続く可能性が高い

と感じています。

市場の性質として、

  • ローカル向けが強い
  • 外国人向けではない
  • トレンドの反映が遅い

という点は大きく変わらないため、
主戦場として使うには難しい市場です。


■ まとめ

常熟市場は、以前と比べて仕入れの難易度が上がっており、
現時点では積極的に仕入れを行う市場ではありません。

ただし、ローカル市場の動きや空気感を知るという意味では、
定点観測としての価値は残っています。

効率よく結果を出すのであれば、

👉 広州などの動きの早い市場を中心に据えるのが現実的

と言えるでしょう。


コメント

タイトルとURLをコピーしました