VMD実践シリーズ

【VMD実践シリーズ #2】入口3秒で売上は決まる

VMD実践シリーズ

“見せ方”が9割です。


「この商品、絶対いいのに売れない…」

そう感じたことはありませんか?

仕入れもこだわった。
品質も悪くない。
価格も妥当。

それでも売れない。

その原因は、
商品でも価格でもありません。

“心理の流れ”を作れていないだけです。

今日は、VMDの核となる
「購買心理」について解説します。


人はどうやって“買う”のか?

有名な法則があります。

AIDMA(アイドマ)の法則

人が商品を購入するまでの心理は
この順番で動きます。

  1. Attention(注目する)
  2. Interest(興味を持つ)
  3. Desire(欲しくなる)
  4. Memory(記憶する)
  5. Conviction(納得する)
  6. Action(購入する)

重要なのはここです。

👉 人はいきなり買わない。

必ず「目に入る」ことから始まります。


売れない売場の共通点

売れない店には、共通点があります。

・何が売りたいのか分からない
・商品が埋もれている
・色や高さがバラバラ
・情報が足りない

これでは、

Attention(注目)が起きません。

つまり、
購買のスタート地点に立てていない。

どれだけ良い商品でも、
“見られていない商品”は存在しないのと同じです。


購買の87%は「視覚」で決まる

データを見ると明確です。

購買に影響する感覚の割合:

視覚:87%
聴覚:7%
触覚:3.5%
嗅覚・味覚:2.5%

圧倒的に「目」。

だから
Visual Merchandising なのです。

接客よりも前に、
売場で勝負は始まっています。


売場が売上の6割を決める

さらに重要なデータがあります。

購入のきっかけは:

・商品を見て:36%
・ディスプレイ:25%
・POP:14%
・セール表示:6%
・チラシ・DM:6%

商品+ディスプレイで
61%。

つまり、

売場そのものが“営業マン”。

VMDは装飾ではありません。
売上装置です。


では、どう作るのか?

答えは難しくありません。

✔ まず目に入る構成を作る
✔ 売りたい商品を絞る
✔ 比較しやすい配置にする
✔ 欲しくなるストーリーをつける

この設計ができると、

自然にAIDMAが動き出します。

売るのではなく、
「買いたくなる流れ」を作る。

それがVMDです。


売れない理由は“欲しくない”からではない

お客様は冷たいわけではありません。

ただ、

「気づいていない」だけ。

VMDとは、

気づかせる技術。

そして、

心理を設計する技術です。


まとめ

✔ 人は段階を踏んで買う
✔ 購買の87%は視覚
✔ 売場が売上を作る
✔ VMDは感覚ではなく心理設計

商品を疑う前に、
売場を疑う。

それだけで、
見える景色は変わります。


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