「いい商品なのに売れない」
それ、商品の問題ではなく
売場の順番が間違っている かもしれません。
売場づくりには、実は明確な設計図があります。
それが
VMDの3つのポイント
- VP
- PP
- IP
今日はこれを、現場目線で分かりやすく解説します。
VMDとは何か?
VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)とは、
「視覚で売る技術」
感覚ではなく、構造です。
売場は次の3段階で作ります。
① 注目させる
② 近づかせる
③ 買わせる
この順番が崩れると、売れません。
① VP:まず“止める”
VP(ビジュアルプレゼンテーション)
▶ 距離:20m〜8m
▶ 役割:アテンション(注目)
ここは売る場所ではありません。
ここは
“魅せる場所”
・入口のマネキン
・ウィンドウディスプレイ
・シーズンテーマ展示
「おっ?」と思わせるエリアです。
世界観を伝える。
店の主張を見せる。
ここで興味が生まれなければ、次へ進みません。
② PP:次に“近づかせる”
PP(ポイントプレゼンテーション)
▶ 距離:8m〜1.2m
▶ 役割:アプローチ
VPで興味を持ったお客様が、
次に見る場所。
ここでは
「どう着るのか?」
「どう組み合わせるのか?」
を見せます。
✔ コーディネート展示
✔ まとまりのある壁面
✔ セット提案
ここは
分かりやすさが命。
単品で並べるだけでは弱い。
“使い方”を見せる場所です。
③ IP:最後に“買わせる”
IP(アイテムプレゼンテーション)
▶ 距離:1.2m以内
▶ 役割:セグメント(選択)
ここは完全に
購入ゾーン。
✔ サイズ展開
✔ カラー展開
✔ 在庫量
✔ 取りやすさ
ここが整っていないと、売れません。
どれだけ魅せても、
最後がぐちゃぐちゃなら終わりです。
売場は「3層構造」
まとめると
| 段階 | 役割 | 目的 |
|---|---|---|
| VP | 魅せる | 注目させる |
| PP | 提案する | 近づかせる |
| IP | 売る | 選ばせる |
この順番を守ること。
売場は感覚ではなく、導線設計です。
よくある失敗
・入口に在庫の山
・提案ゾーンがない
・いきなりサイズ棚
つまり、
役割が混ざっている。
売場は舞台です。
商品が主役。
店はステージ。
お客様は観客。
そして最後に、
観客を“参加者”に変える。
それがIP。
最後に
VMDは難しく見えますが、
やっていることはシンプルです。
止める
近づける
買わせる
この順番を整えるだけで、
売場は劇的に変わります。

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