丹東ってどんなところ?
中国遼寧省にある国境の街「丹東(ダンドン)」をご存知ですか?
鴨緑江(オウリョクコウ)を挟んで対岸には北朝鮮の「新義州」があり、なんと川の向こうに北朝鮮の町並みが広がるという、世界でも珍しい場所です。
朝鮮族文化が根付いた丹東では、ハングルが街中にあふれ、北朝鮮レストランや物産店など、独特の文化を体験できます。
丹東の位置
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🛫 アクセス|青島→瀋陽→丹東の旅程
今回は青島から丹東を目指しました。
- 青島 → 瀋陽(飛行機:約1時間)
- 瀋陽空港 → 瀋陽北駅(タクシー:約30分)
- 瀋陽北駅 → 丹東駅(新幹線:約2時間)



丹東駅

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鴨緑江


丹東駅から歩いて約20分ほどで鴨緑江へ着きます。ハングル文字が並ぶ街並みを見ながらゆっくり散策です。
目の前は北朝鮮です。丹東の1番の観光スポットで左の橋は中朝友誼橋(鴨緑江大橋)で右の橋は鴨緑江断橋です。
鴨緑江断橋
担当の代表する観光スポット鴨緑江断橋です。名前の通り橋の北朝鮮の部分から途中までが朝鮮戦争の際アメリカによって爆撃されなくなっています。橋の途中まで歩いて行くことができます。


中朝友誼橋(鴨緑江大橋)
中国の丹東市と北朝鮮の新義州市を結んでいる橋です。まさに中朝の友好関係を象徴する橋で丹東の観光スポットになってます。

右の橋が途中で無くなってるのがわかりますね!
鴨緑江のほとりにて

鴨緑江の遊歩道にはたくさんのお土産屋さんが並んでいます。北朝鮮のお土産やタバコ、お酒、レプリカのタバコなど北朝鮮らしいものがたくさん並んでいます。ちなみに中国の中華と言うタバコが売られていたのですが、普段は100元するものなのですが、ここでは10元で売られてました。完全にコピー品ですね笑笑。

北朝鮮のタバコを買ってみました。1箱10元です。味は普通でした。これもコピー品かな笑笑。
写真は無いのですが、北朝鮮を見る双眼鏡が設置してあり、3分間8元で見ることができます。試しに見てみたのですが、双眼鏡越しに北朝鮮の人が仕事をしている風景が見えました。
北朝鮮レストランにて

夕食は北朝鮮レストランで北朝鮮料理をいただきました。韓国料理に近いのですが、ちょっと違い、素朴な味わいかなと思います。レストランの従業員は北朝鮮の方で写真はNGでした。
言葉は中国語を理解はしていますが、話すのはハングルでした。

川の向こうは北朝鮮で北朝鮮を眺めながら夕食を開始します。中国と北朝鮮の国境エリアの北朝鮮側は少しビルがあるように感じますが、少し離れると全く何もない農村地帯の風景が広がっています。
北朝鮮の景色を眺めながら夕食を取るなんて、人生で全く思っていなかったですね!

北朝鮮のビールです。味は軽く美味しくいただきました。ビールを飲んだ後、中国の白酒を飲み(52度)みんなが酔っ払ってきた頃にお店の方に歌をリクエストしたところ歌っていただきました。
北朝鮮の方の歌声はとても綺麗でみんなで聞き入ってしまいました。中国で働く北朝鮮の方はきっと母国でエリートの方でしょう。歌を歌う際には、カーテンを閉め、外から見えなくし、完全非公開でした。
とても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
ライトアップされた鴨緑江
食事終え、ほろ酔いになりながら、夜の鴨緑江を散策しに行きます。鴨緑江にかかる橋がライトアップされ、とてもきれいです。たくさんの観光客で賑わっています。




酔いざましに、様々な色に変化するライトアップされた鴨緑江の橋を見ながら散策します。
丹東市内にて
市街地から離れた場所にあるホテルに泊まりました。朝周辺を散策してみました。


ホテルはとても綺麗で1泊300元でした。朝食も充実しており、サラダもあり朝からいっぱいいただきました。
ホテルの目の前は鴨緑江で川を挟んで北朝鮮が見えます。朝は散歩してる人がたくさんですね。


ホテルの近くには中国と北朝鮮を結ぶ新しい橋の中朝鴨緑江大橋が開通しています。しかしコロナの関係で橋は出来上がっているのですが、往来はなく現状使っていない状況だそうです。
丹東駅周辺は観光拠点におすすめ
初めての方は、交通アクセスがよい丹東駅周辺のホテルが便利です。
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市内の市場の様子

丹東市内の市場があるのですが、コロナ前北朝鮮との往来がたくさんあった頃、北朝鮮の人が仕入れにたくさん来ていたそうです。コロナ以降北朝鮮の人は来れなくなっていますので、今は地元の人で賑わっています。

何件かお店を紹介されたのですが、驚いたことに北朝鮮の富裕層の方に、日本製の洋服、雑貨などが売れると言われました。実際にお店に行き商品を見たのですが、日本製の商品のみでお店を運営していました。お店の人と話をしたところ、日本製の婦人服、特にボトムが人気みたいです。日本の百貨店で売っている商品がたくさん並んでいました。日本の値段よりも約3倍位の値段で売っており、本当にびっくりです。どこにでもお金持ちはいるんですね。
まとめ
今回は丹東に住む朝鮮族の友人に丹東を紹介していただき、生の情報を得ることができました。
北朝鮮の方は学校は無料、医療は無料、住居は無料など様々なメリットがあるそうです。1ヵ月の給料は約200元(日本円にすると4400円)と言われてましたが、食品以外はほとんどが無料なので幸せらしいです。(本当か嘘かは分かりませんが、地元の朝鮮族の方が言ってました。)中国に来ている。北朝鮮の方は、月給約600元(日本円で約13200円)でエリートの方たちでしょう。こんな形で交流できるとは思っていなかったのでよかったです。
丹東自体も朝鮮族の方が約20万人暮らしており、朝鮮文化が色濃く街に浸透しております。中国の中では空気も綺麗で住みやすいのかなと感じました。
中国はとても広くエリアによっても民族によっても習慣が違います。中国と北朝鮮の国境の街丹東にて、知らない文化を知ることができました。
まだまだ奥が深いですね!中国は!
最後に
丹東旅行をより快適に楽しむには、事前の準備がカギです。
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