コラム中国仕入れ

【現場のリアル】理解しない客との距離感 〜アパレル仕入れ現場で学んだ“線の引き方”〜

コラム

こんにちは。

今日は少し本音で書きます。
アパレル仕入れの現場にいると、どうしても**「わかってくれない客」**に出会うものです。
長年やってきて思うのは、この手の相手にどこまで向き合うかが仕事の質を決めるということ。


7〜9月に全部アップしたのに、10月末に「まだ?」と言われる現実

7月、8月、9月と、私はしっかり全型のニット商品を提案・画像アップしてきました。
フォルダも整理済み、誰が見ても分かりやすいようにしてある。

なのに、10月末になってまた連絡が来る。

「もっとこういうのないの?」
「新しいの探してくれ」

……いや、あるんですよ。
全部、もうアップしてる。今でも見られる。
だけど見ない。確認しない。

結局、仕方なく過去写真を再送すると、

「あ、いいのあるね」

って言うんです。
もうね、**“見てないだけ”**なんですよ。


怒鳴り、追い詰め、終わったら「はい通常通り」はないだろう

納期遅れでご迷惑をかけた件は、もちろん反省しています。
だけど、だからといって、
怒鳴り散らしたあとに「通常通りでお願いします」は違うと思う。

仕入れも生産も、現場は人で動いています。
私も工場もパートナーも、真剣にやっている。
中国仕入れを理解しないまま要求だけエスカレートする人には、
正直もう付き合いきれない。


私が今大切にしていること

私は今、こう考えています。

「言われたことは筋を通してやる。
ただし、それ以上は踏み込まない。」

  • 無理なことは無理と言う
  • 理解しない相手には“教育”しない
  • できる範囲だけ誠実にやる

これが一番ストレスの少ないやり方です。

結局、信頼できる相手とだけ長く続けるのが正解。
安さだけを求めてくる客よりも、
こちらの姿勢や現場の事情を理解してくれる人を大切にしたい。


理想の対応スタンス

現場でのやり取りでは、こんな感じの返答を意識しています

「以前ご案内したニットコレクションは、7〜9月の段階で全型アップ済みです。
下記のリンクからいつでもご覧いただけます。
ご希望のものがあれば、その中からピックアップしていただけると助かります。
対応できる範囲でスムーズに手配いたします。」

“再送しながらも毅然とした態度”を保つ。
これが、相手に振り回されずに関係を続ける唯一の方法です。


経験から学んだ結論

アパレルの世界は、人と人の距離感で9割決まる。

「とりあえず全部見てください」と言っても見ない人は見ない。
だから、見せ方よりも相手を選ぶ力を磨く方が大事です。

仕事は“誰とやるか”で決まる。
理解のある人とだけ続けていく。
それが、フリーランスとして自由に働くための第一歩だと思っています。


まとめ

ポイント内容
現実商品を見ずに「ない」と言う客は多い
スタンス言われたことは筋を通す、それ以上は踏み込まない
教訓理解しない相手を変えるより、自分が距離を取る
結論理解ある顧客とだけ長く付き合うのが最も健全

最後に

商売を続けていく中で、
「売上」よりも「関係性のストレスが少ないこと」の方が大切になってきます。

わかってくれる人とだけ真剣にやればいい。
それが結果的に、自分の時間も心も守ることにつながります。


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