〜現場で心を保つということ〜
はじめに
仕事をしていると、どうしても避けられない“感情のぶつかり合い”があります。
特に長年の取引先ほど、お互いの期待や責任が絡み合うものです。
今日は朝から、そんな出来事がありました。
けっして気持ちの良いスタートではありませんでしたが、
今振り返ると、そこには大切な気づきがいくつもありました。
怒鳴られた朝
朝いちばんの電話。
取引先から、かなり強い口調で叱責を受けました。
こちらにも非はあります。
けれど、あまりに感情的な言葉を受けると、体が硬直してしまう。
頭では冷静に対処したいと思っても、
「はい、確認します」しか出てこない。
電話を切ったあと、しばらくは無言でコーヒーを飲みながら、
心を落ち着かせる時間を取りました。
感情を“観察する”ことで冷静になれる
マインドフルネスでは、**「反応せずに、まず気づく」**ことを大切にします。
怒りや焦りの感情を消そうとするのではなく、
「今、自分は怒っているな」「傷ついているな」と認識するだけで良い。
すると、不思議と心が少し軽くなります。
感情の波を外から眺めるように意識すると、
波にのまれず、ただ流れていくのを見届けることができます。
相手の“怒りの背景”にあるもの
取引先の言葉の裏には、彼自身の焦りや不安もあります。
納期、品質、信頼──彼もプレッシャーを背負っている。
そう考えると、相手の怒りも「守るための反応」に思えてきます。
怒りに対して怒りで返すと、関係は壊れる。
でも、理解を持って受け止めると、学びに変わる。
これは長くビジネスをしてきて、ようやく分かってきたことです。
手放す勇気も“整うこと”のひとつ
長く付き合ってきたからこそ、
我慢や遠慮でつながっている関係もあります。
でも時には、距離を置くことで見えてくるものもある。
無理にしがみつくより、「ここまで」と区切ることで、
次のチャンスが見えてくることもあるのです。
「ありがとう」と「さようなら」は、
どちらも前に進むための言葉。
午後の静けさの中で
午前中の嵐が過ぎ、午後には少し心が落ち着いてきました。
どんなに経験を積んでも、人との関わりには波があります。
でも、その波にのまれずに浮かぶ力──
それが今の時代に必要な“マインドの安定”かもしれません。
マインドフルネスは逃げではなく、「自分を整える技術」。
今日もまたひとつ、心の筋トレをした気がします。
おわりに
怒鳴られた朝も、静かな午後も、同じ1日の一部。
そのどちらも受け入れることで、
心の軸が少しずつ強く、柔らかくなっていくのを感じます。
焦らず、ぶれず、折れず。
そして、静かに前を向く。
予想しない問題が起こる。
でも、それも全部勉強。
全部、経験になる。
今日も現場から。
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