中国仕入れ広州市場

【旧正月前・現地レポート】広州卸市場はここまで変わる|休市直前3日間のリアル

中国仕入れ

旧正月前の広州へ行ってきました。
今回は 沙河市場が2月7日から休みに入る直前、3日間だけの市場リサーチ です。

これまで仕事の都合上、旧正月前の広州市場に入ることはほとんどありませんでした。
正直、「ここまで空気が変わるのか」と驚かされる体験でした。


旧正月前の広州は、まず“空気”が違う

気温は20度前後。
冬物と春夏物が入り混じる時期ですが、体感的にはとても過ごしやすい気候です。

市場に入ると、
外国人バイヤーはちらほら見かける程度で、普段よりかなり少なめ。
一方、中国人の仕入れ客・一般客は非常に多く、市場全体に独特の熱気がありました。

「休みに入る前に、必要なものは全部買っておく、売っておく」
そんな空気がはっきり伝わってきます。


休市前ならではの“現物処分セール”

今回、特に印象的だったのが
休市前の在庫処分セール です。

冬物を旧正月後まで持ち越しても意味がないため、
・価格は10元〜
・とにかく現物を動かす
という店が多く見られました。

もちろん最終処分価格なので、
品質やサイズは選べませんが、
中国人の買い物客が大量に購入している光景は圧巻でした。

「このタイミングだからこその市場の顔」を初めて見た感覚です。


市場で目立った商材ジャンル

今回のリサーチで特に多く目に入ったのは、

  • 綿素材
  • デニム素材
  • レース関連商品

このあたりは、
旧正月後〜春に向けて動かしやすい商材という印象です。


ヨガ関連商品・小ロット対応も確認

今回初めて、
ヨガ関連商品 も意識して探してみました。

数は多くありませんが、
・セットアップ
・ボトムとトップス
などが点在しており、

中には
ロット20枚から対応可能
という店もあり、出始めのテスト導入には悪くない印象です。

専門性はまだこれからですが、
「広州でも一応探せる」という確認ができたのは収穫でした。


雑貨リサーチ|シール・万菱広場の現状

雑貨については、
日本で流行している シール関連 の依頼があったため、現物を探しました。

万菱広場にはシールを扱う店自体はありましたが、

  • 現物在庫はほぼなし
  • 旧正月明けにオーダー
  • 納期は4月末予定

とのこと。

店の話では、
「現物は日本人バイヤーがほとんど持っていった」
という状況だったそうです。

旧正月前は
現物が一番動くタイミング
というのを実感しました。

その中でも現物220枚をかき集め
ハンドキャリーでお客様へお届けしました。


市場全体の熱気と“帰省前需要”

どの市場もとにかく人が多く、
車も大渋滞。

仕入れというより、
「帰省前の最後の買い物」
という雰囲気が非常に強く感じられました。


十三行〜雑貨市場の途中にある“乾物問屋街”

十三行から雑貨市場へ歩く途中、
乾物問屋がずらっと並ぶエリアがあります。

ここがとにかくすごい。

  • 人が多すぎて歩けない
  • 海鮮の干物
  • 各種乾物

「こんなに乾物が売れるのか…」
と素直に驚きました。

これもまた、
旧正月前ならではの中国らしい光景です。


雑貨市場では「つけ襟」が動いている

雑貨市場では、
「最近はつけ襟が売れている」
という店の話があり、実際にいくつかサンプルを購入しました。

普段のアパレル中心の仕事では、
なかなか足を運ばないエリアなので、
視野が一気に広がる感覚 がありました。


まとめ|旧正月前の市場は“別の顔”を持っている

今回のリサーチで強く感じたのは、

  • 旧正月前の広州市場は
    通常期とはまったく別物
  • 在庫処分・現物主義・人の熱量が一気に高まる
  • 商売というより「中国の生活」が前面に出る

という点です。

仕事だけではなかなか来ないタイミングだからこそ、
非常に貴重な体験になりました。


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