今回は中国の青島にある素晴らしい観光スポット、青島ビール博物館へ行ってきました。青島ビールは中国を代表するビールブランドであり、その歴史とビールの味わいを満喫しました。
青島ビールの概要
青島ビール(チンタオビール)は1903年に山東省青島で製造が始まりました。当時ドイツの租借地時代の時、産業振興策としてドイツの投資家によりゲルマンビール青島株式会社が作られドイツのビール醸造技術を採用しビール製造を開始しました。
その後1914年の第一次世界大戦で日本がドイツの租借地である青島を引き継ぐことを認められ、日本の大日本麦酒が引き継ぐことになりました。
1945年日本の敗戦によって完全に中国に引き渡され国営企業となりました。
青島ビールのラベルには、青島のシンボルである回瀾閣が印刷されています。
博物館では、設立当初から現代に至るまでのビールの歴史が展示されており、その進化や変遷を垣間見ることができます。
回瀾閣の情報はこちらよりhttp://daigoabe.com/中国旅行 青島のシンボル『桟橋』と西欧風の街/
博物館の見どころ
歴史的な展示品を見学
入場して行くと博物館の屋上に青島ビールの缶をの形の大きな看板があります。迫力ありますよね!
青島ビールの創業から現代に至るまでの歴史を振り返る展示品がたくさんあります。ビールが地域社会にどのように根付いていったかを知ることができるでしょう。
レトロなポスターや看板、当時の瓶など歴史のある貴重な展示品が数多く展示されています。
日本の大日本麦酒株式会社が引き継いだ頃の三ツ矢サイダーの広告のぼりや図面などもありました。
現在の青島ビールの瓶の銘柄や缶の銘柄のデザインなども全て展示してあります。
見た事ないビールが沢山あってびっくりしました。
歴史と合わせてみていく事で青島ビールがいつどのように出来上がっていったのか、より一層理解を深める事ができますね!
ビール製造の過程を見学
博物館内にはビールの製造工程が詳細に展示されています。麦芽の発酵からボトリングまでの一連の工程を見学できるので、ビールの製造に興味がある方にはたまらないスポットですね。
当時使われていた機材が展示してあります。人体模型と合わせて当時の雰囲気をかもし出していますね!
当時の写真などもあり、それを元に再現されていますね。
当時の樽を見てると歴史を感じますね。長い歴史の中で今の青島ビールが出来上がり、この歴史を理解して飲む青島ビールは格別に美味しいですよね。
世界のビールが展示してあるコーナーです。みんな記念写真を撮っていますね。
又、少し行くと実際に稼働しているビール工場も見学できます。青島ビールが出来上がるまで様々な工程を経ていくのを実際に見ることができます。貴重ですよね。
1番の楽しみビールの試飲
博物館内には試飲コーナーも設けられています。青島ビールのさまざまな種類を楽しむことができるので、ビール好きならぜひ訪れてみてください。
楽しみにしていたビールの試飲です。生ビールをその場で入れてもらい頂きます。
2階の試飲コーナーと1階の試飲コーナーで飲むことができました。生ビールはやっぱり最高ですね。
中国にいると生ビールを飲む機会が少ないので本当に美味しいです。
さらに進んで行くと青島ビールの歴史が一目でわかるコーナーが設置してあります。
1903年から始まり現在に至るまでの歴史や瓶などが展示してあります。
現在、青島ビールは中国最大のビールメーカーの一つであり、世界各国で販売されています。
その品質と風味は多くのビール愛好家に支持されており、国際的にも高い評価を受けています。
帰り際にアンケートに答えてビールのプレゼントキャンペーンをやってました。めっちゃラッキーでした!
まとめ
青島ビール博物館はビール愛好家だけでなく、歴史や文化に興味がある方にも楽しめる魅力的な観光スポットです。ビールの歴史を学びながら、青島ビールの味わいを楽しむ素晴らしい旅を体験してみてください。
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